新作『マクロスΔ』は『F』の8年後が舞台、新歌姫は少女5人組グループに
人気ロボットアニメ『マクロス』の新TVシリーズ『マクロスΔ(デルタ)』の制作発表会が29日、東京・秋葉原UDXギャラリーで開催され、河森正治総監督らが登壇した。
イベントには河森総監督をはじめ、安田賢司監督、シリーズ構成・脚本の根元歳三氏、マクロスビジュアルアーティストの天神英貴氏、平井伸一プロデューサーが参加。さらに、新歌姫"フレイア・ヴィオン"役として、オーディションで約8,000人の中から選ばれた新人の鈴木みのりが登場した。
河森氏によると、『マクロスΔ』は、前作『マクロスF』から8年後の世界で、銀河辺境の星々を舞台に描かれるという。これまでの『マクロス』シリーズに登場した移民船団ではなく、ある辺境の惑星のストーリーであることもポイント。狂暴化し破壊の限りを尽くす"ヴァール"シンドロームの拡大に危機感を覚えた星間複合企業体は、その症状を鎮静化するため、少女たちによる"戦術音楽ユニット「ワルキューレ」" と、共同作戦を遂行する"バルキリー部隊"を結成。一方、"風の王国"の「空中騎士団」と呼ばれる"謎のバルキリー部隊"が動き始める。"プロトカルチャーの遺産"の謎が絡み合う中、星系を超える熱き恋と友情の物語が展開される。