2015年10月29日 17:41
クラウド名刺管理「Sansan」のAPIを公開 - 提携サービス第一弾は日本郵政
Sansanは29日、同社が提供する法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」のAPI「Sansan Open API(ver1.0)」を公開。APIを利用した提携サービス第一弾として、同日より日本郵政グループ「B2B LoveLetter」の提供を開始したと発表した。
Sansanは、企業向けクラウド名刺管理サービス。スキャナやスマートフォンアプリで名刺を読み取るだけで、クラウド型アプリケーションを通して組織内で名刺情報を共有できるというもので、今回のAPI公開により、社内システムをはじめ、CRM(Customer Relationship Management)やSEA(Sales Force Automation)、業務改善プラットフォームといった、各種ビジネス向けITサービスと連携が可能になり、ユーザは自社システムやパートナー製品上でSansanで登録した名刺情報を取得して利用できるようになる。
登録した名刺情報を正確・最新に保つ独自の仕組みとして、日経テレコンやダイヤモンド社の人事情報を元に情報を更新する機能や同じ会社の社員が受け取った名刺情報を共有する名寄せ機能などがある。