2015年10月30日 11:15
高橋大輔のしなやかな脚をうみだした食事とは--フィギュア選手の栄養管理術
フィギュアスケートのシーズンが本格化してきました。10月24日にはグランプリシリーズの初戦となるスケートアメリカが開幕し、国内でも「第19回全日本フィギュアスケートノービス選手権大会」が10月23日から25日にかけて行われました。これらの主要大会だけではなく、国内各地でも全日本選手権やインターハイなど、それぞれの全国大会に向けての予選が行われています。
試合が続くなかで大切になってくるのは、選手たちの身体をつくるための栄養補給です。今回はフィギュアスケーターの栄養管理について、少しお話しさせていただきます。
○他競技選手との合同合宿での衝撃
アスリートにとっては「食事もトレーニングの一環」であることは、現在は多くの人に知られていると思います。競技の特性に適した食事の取り方や、年齢に応じた栄養摂取方法など、アスリートたちはさまざまな観点から食事を考えています。
私がノービスの選手だった頃、「フィギュアスケート」「新体操」「体操」「シンクロナイズドスイミング」の4つの芸術スポーツのジュニアのトップ選手を対象にした合同合宿で、他競技の選手と交流する機会がありました。
同じ芸術スポーツということで通ずるものもあり、すごく刺激になったのを覚えています。