2015年11月2日 09:00
生理後2週間がダイエットチャンス! - 女性ホルモンを知って効率よくやせる
ほんのわずかな女性ホルモンでも、女性の心身に与える影響はとても大きい。裏を返せば、このホルモンとうまく付き合えれば、日常をより快適に過ごせる可能性があるということだ。
そこで今回は、ホルモン補充療法などを行うAACクリニック銀座の院長・浜中聡子医師に「ダイエットと女性ホルモンの関係」について伺った。
○エストロゲンとプロゲステロンの周期
一般的な女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2種類があり、女性の生理周期に密接に関わっている。
生理が終わった状態をスタートとすると、まずは排卵をコントロールするエストロゲンが徐々に分泌されていき、約2週間後にピークを迎える。このとき、エストロゲンの量はスタート時の10倍以上にもなっている。
その後、エストロゲンの分泌量は徐々に減っていき、逆にプロゲステロンの量が増えていく。プロゲステロンはスタートから20~24日後頃に最も多く分泌され、こちらも当初の10倍以上になる。
そして、この2つは28日前後の生理周期によって再びスタート値へと戻っていく。
○エストロゲン分泌中がラッキータイム!
この2つをうまく活用すればダイエット効果アップも期待できる。