iPhone 6s/6s Plusユーザー限定、「Siriの検索候補」をスマートに使う方法
ホーム画面を左から右へスワイプすると現れる「Siriの検索候補」は、そんなSiriに追加された機能のひとつだ。よく電話する人物が上段に、よく使うアプリが下段に表示され、「さらに表示」をタップするとそれぞれが2行に拡張される。音声認識とは直接関係ないが、iPhone 4sやiPad miniなどSiri非対応のiOSデバイスでは利用できない機能だ。
この「Siriの検索候補」、3D Touchに対応するiPhone 6s/6s Plusではより高度な機能を利用できる。上段に表示された人物のアイコンをタップせず、強めに押し込むと『電話』と『メッセージ』、『FaceTime』、『メール』で利用している相手の連絡先にすばやくアクセスできる。
ただ連絡先が表示されるだけではない。職場と自宅の電話番号がそれぞれ登録されている場合でも、最後に利用した番号が自動的に表示される。登録済の他の電話番号/メールアドレスに連絡したい場合には、右端の「∨」をタップすればいい。これで、『連絡先』を起動する手間が省けるぶんスマートに操作できるはずだ。
なお、3D Touch非対応のiOSデバイスを利用する場合、人物をタップして受話器や吹き出しのアイコンを表示し、さらにそれをタップし電話番号/メールアドレスを選ばなければならない。iPhone 6s/6s Plusでもこの方法で操作できるが、視線の移動幅が少ない3D Touchのほうがスマートに感じられることだろう。