2015年11月2日 19:00
LINE、2015年Q3の売上は前年同期比35%増
LINEはこのたび、2015年7~9月期(以下、Q3)の業績を開示した。全体の売上額は322億円で前期比16%・前年同期比35%増となったほか、基幹事業となるLINE事業単体の売上額は299億円(前期比18% / 前年同期比38%増)となった。
LINEの月間アクティブユーザー数(以下、MAU: Monthly Active User)は、グローバルで約2億1,200万人、日本・タイ・台湾・インドネシアのトップ4カ国では約1億3,700万人(2015年9月実績)となった。Q2に引き続き、急速にユーザー拡大を続けるインドネシアをはじめ、アジア地域でシェアを拡大している。
スタンプ事業においては、人気キャラクターIPを用いた公式スタンプに加え、アニメーションスタンプやサウンドスタンプが売上に貢献。ユーザーがスタンプを制作・販売することができる「LINE Creators Market」は、日本・タイ・台湾を中心にグローバルで急速に売上を伸ばしており、日本では、人気スタンプキャラクターのグッズ化と販売を行っているが、想定を超える速さで完売となるグッズもあり、盛り上がりをみせている。同社は今後も、新たな商品の開発などを進めていく考えだ。