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「保活」必勝法 (24) 入所不承諾通知が届いたらすぐにすべきこと

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「保活」必勝法 (24) 入所不承諾通知が届いたらすぐにすべきこと
毎年2月頃になると、各自治体から認可保育所の選考結果が出されます。世帯によっては、入所選考から漏れた旨を知らせる通知が届くでしょう。エリアによっては「不承諾通知書」という重々しいタイトルの書類が届き、ただでさえショックなのに一層複雑な気持ちになる方も多いことかと思います。しかし、ここで足を止める訳にはいきません。ここからもう少し保活を頑張って保育園を確保するために、気持ちを切り替えて次のようなアクションに移りましょう。

○既に申し込みしてある認可外保育所に連絡

前回の記事でも触れたように、認可外保育所の多くは認可園の合否が出た後に入園希望者へのコンタクトを開始します。忙しい通常業務の合間をぬって、一人ひとりに連絡するのはとても骨の折れる作業です。園側の本音としては、入園する意志のない人に電話をかけ続けるよりも、本当に入園する意志のある人と早くコンタクトを取りたいはず。
そういう意味でも、空きがあれば入りたいと考えている認可外保育所にこちらからフォローの電話をかけておくことは、お互いにとってメリットがある行動です。

○まだ申し込んでいない認可外保育所に申し込み

申し込みしようと思いながら忘れていた園はもちろん、これまで「ちょっと遠いかな」と対象から外していた園まで含めて、もう一度申し込みできる園がないか検討してみましょう。

例えば、通勤途中に徒歩で通うことを前提として保育園探しをしてきた方は、バスや電車に乗るとしたら何駅くらいまでなら通えそうか、自転車に乗ればどこまで通園範囲が広がるか(今は自転車を持っていなくても)など、これまでよりも少し範囲を広げて探してみましょう。認可外保育所の保活で確度を上げるには、「より早く・より多く申し込むのが基本」と過去の記事でもお伝えしましたが、今の段階ではもう早さを補うことはできません。ですので、一件でも多く申し込みすることが今とるべき策となります。

○二次募集はもちろん、春にももう一度申し込みを!

認可保育所の選考結果が出た後に、二次募集がかかる場合があります。先の一次募集よりはかなり狭き門になることは避けられませんが、もし通園可能圏内の園で二次募集がかかっていたらダメ元でも応募すべきでしょう。

そして、もしも仮に来春4月時点でどの園にも入れなかったとしたら、その時点ですぐに次期の申し込みを入れる(または申し込みを継続)ことを忘れないようにしましょう。
4月時点では空きがなかった認可園でも、年度途中に空きが出る場合があります。件数としては少ないですが、転勤などで突然枠が空いて入園できる場合があるので、きちんと申し込んでおきましょう。

○ごあいさつ

全24回にわたって続けてきたこの連載も、今回で最後となりました。皆さまの保活が少しでもラクになればと始めた連載ですが、いかがでしたでしょうか。

今後は、働くママ・パパに向けた新連載を11月中にスタート致しますので、そちらもご覧いただけますと幸いです。最後までお読みいただき本当にありがとうございました。

※画像は本文と関係ありません。

○著者プロフィール

株式会社ここるく 代表取締役 山下真実

「わが子を大切するために、ママが自分自身を大切にできる子育てスタイル」を提案し、人気のレストランが託児付きで楽しめるサービス「ここるく」を運営するママ起
業家。

投資銀行や金融系コンサルなど金融業界でキャリアを積みつつ、2011年に第一子を出産。初めての子育て中に「今まで気にもとめていなかった当たり前の事が、産後は一
気にできなくなるんだ! 」と感じたことがきっかけとなり、現代に合った子育て支援を実現するため2013年に株式会社ここるくを設立。また、広範な情報収集と体系立て
た理解をモットーとした独自手法による保活情報や両立アドバイスも人気で、「実践的で分かりやすい」と雑誌等でも監修多数。

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