くらし情報『水戻しとどう違う? 乾物をヨーグルトで戻すと味の素材感が増すことが判明』

2015年11月5日 17:34

水戻しとどう違う? 乾物をヨーグルトで戻すと味の素材感が増すことが判明

水戻しとどう違う? 乾物をヨーグルトで戻すと味の素材感が増すことが判明
DRY and PEACEはこのほど、「乾物ヨーグルト」と「水戻しをした乾物」の味の比較実験を行い、その結果を明らかにした。

「乾物ヨーグルト」は、乾物をヨーグルトにひと晩(7~8時間)浸(つ)けこむ新しい調理法のこと。乾物が、ヨーグルトに含まれる水分(ホエイ、乳清)を吸い込むため、食感よく戻すことができる。食物繊維と乳酸菌を一緒に摂(と)ることで、腸内環境を整える効果も期待できるという。

検査は、野菜としてのうま味が備わっている「干し人参(にんじん)」と、ダシを取るための豊富なうま味を持つ「干し昆布」を対象に、味香り戦略研究所が実施した。水で戻したものとヨーグルトで戻したものを用い、「素材感のインパクト」「ボディ感・味わいの強さ」を比較した。

その結果、「ヨーグルト戻しをした干し人参と干し昆布は、水戻しに比べて『味』における素材感とボディー感が増した」という結果が得られた。同研究所は、「素材本来の味わいが大きく引き出され、味の輪郭が強まった。
対象とする乾物により程度の差はあれ、他の乾物においても同傾向は期待し得る」と分析している。

さらに、「ヨーグルト戻しは、『乾物に潜在する味の力』を新たに引き出す画期的な方法の一つ」

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