くらし情報『『デスノート』妹役で脚光、女優・藤原令子の運命を変えた初主演 - 今こそ両親に伝えたい「結婚してくれてありがとう」』

2015年11月7日 10:00

『デスノート』妹役で脚光、女優・藤原令子の運命を変えた初主演 - 今こそ両親に伝えたい「結婚してくれてありがとう」

『デスノート』妹役で脚光、女優・藤原令子の運命を変えた初主演 - 今こそ両親に伝えたい「結婚してくれてありがとう」
●女優業の将来的な不安
"初主演"は役者に大きな影響を与える。今年7月期に放送されたドラマ『デスノート』(日本テレビ系)で夜神月の妹・粧裕役に抜てきされたことでも注目を集めた女優・藤原令子(21)は、まさにその証人ともいえる。1892年に開館、2014年8月に閉館した広島・福山の映画館「シネフク大黒座」を舞台に、閉館を迎えるまでの日々が描かれる映画『シネマの天使』(11月7日全国公開)。彼女はこの作品で映画初主演を飾った。取り壊される直前の映画館・シネフク大黒座で撮影できることになり、急遽映画化が持ち上がった中での緊急オファーだった。

撮影1週間前に舞い込んだ話に心の準備ができないまま挑み、無我夢中で演じたのが映画館の新入社員・明日香役。将来に漠然とした不安を抱く明日香と同様、藤原もまた将来に悩みを抱える日々を送っていたという。ところが、映画へのさまざまな思いが詰まった本作に出演したことで、彼女の中に「女優として生きていく」という確かな覚悟が芽生える。
岡山県倉敷市出身の一人っ子。「今の私があるのは両親のおかげ」と感謝しながら見せた笑顔は、必ず女優人生の糧になるに違いない。本人と対面して、さらに次の作品が楽しみになった。

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