くらし情報『日本の下町はあたたかい - 都内で焼肉店を経営するバングラデシュ人の働き方』

2015年11月10日 07:00

日本の下町はあたたかい - 都内で焼肉店を経営するバングラデシュ人の働き方

日本の下町はあたたかい - 都内で焼肉店を経営するバングラデシュ人の働き方
●起業時は駅前で保証人を探した
東京葛飾区の堀切の「和牛炭火焼肉 牛将」をはじめ、もつ焼きやインドカレーなど都内に全4店舗を展開する有限会社ラーナーの社長、橋本羅名(ハシモトラナ)さん。日本人の奥さんと4人のお子さんに囲まれ、幸せな日々を過ごしながら、祖国バングラデシュと日本の架け橋になるために仕事に情熱を注いでいます。

■これまでのキャリアの経緯を教えてください。

バングラデシュ南部にあるカウカリ郡のシルシャ村で、11人兄弟の上から3番目として生まれ育ちました。進学を機に首都ダッカに上京し、家庭教師をして学費を稼ぎながら、バングラデシュ国立ダッカ大学政治学部を卒業しました。その後、家族のためにお金を稼がなくてはいけないと思い、たまたま見かけた日本語学校の留学生として来日を決意。それが1988年です。

来日後、すぐに練りゴム製造会社で仕事を始めました。
夜は居酒屋でバイトもして、親に仕送りをしていましたね。そのあとは焼肉店3軒に勤め、2000年には念願の自分の店をオープン。それがここ「和牛炭火焼肉 牛将」です。とはいえ当時は十分な資金もなかったので、事業計画書を作って駅前で保証人を探しました。

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