ZTE、SIMフリースマホ「AXON mini」「BLADE V6」を投入 - 2万円台からの格安モデル
ZTEジャパンは11月11日、SIMロックフリーのスマートフォン「AXON mini」「ZTE BLADE V6」を発表した。同日に開催された新製品発表会には、ZTEジャパンの代表取締役社長 李明氏や映画コメンテーターの有村昆さんが登場した。
○AXON mini
AXON miniは、指紋認証と眼の生体認証、音声認証の3つのセキュリティ認証を搭載した5.2インチのスマートフォン。金属製で、手でホールドしやすい曲線のボディが特徴だ。ベゼルは最薄部で0.85mm。
主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.1.1、CPUはSnapdragon 616(オクタコア、1.5GHz)、内蔵メモリは3GB、ストレージは32GB。最大128GBまで対応のmicroSDカードスロットを備える。
ディスプレイ解像度は1,920×1,080ドット、画素密度は423ppi。
背面には0.1秒のAFが可能な1,300万画素のカメラ、前面には800万画素のカメラを搭載。通信面では、IEEE802.11b/g/n/acに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.1に対応する。サイズと重量は、W70×D7.9×H143.5mm/140g。内蔵バッテリー容量は2,800mAhで、連続待受時間は約450時間。発売は12月下旬以降。価格はオープンで、推定市場価格は税別40,000円前後だ。
●2万円台のSIMフリースマホ
○ZTE BLADE V6
ZTE BLADE V6は、アルミ合金とガラスで構成される5インチのスマートフォン。
カメラ機能では、顔検出機能のほか、笑顔を検知してシャッターを切る「スマイルショット」や、美白効果などを調整できる「美肌モード」、動いている被写体を追いかけて、1枚に合成する「ストロボシューティング」を備える。
主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.0、CPUはMT6735(クアッドコア、1.3GHz)、内蔵メモリは2GB、ストレージは16GB。最大32GBまで対応のmicroSDカードスロットを備える。ディスプレイ解像度は1,280×720ドット。
背面には1,300万画素のカメラ、前面には500万画素のカメラを搭載。通信面では、IEEE802.11b/g/nに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0に対応する。SIMカードスロットはデュアルSIMで、スロット1はmicroSIM、スロット2はmicroSIMあるいはnanoSIM(GSM専用)。
サイズと重量は、W69.5×D6.8×H142mm/122g。内蔵バッテリー容量は2,200mAhで、連続待受時間は約450時間。
発売は11月下旬以降。11月12日から予約受付を開始する。価格はオープンで、推定市場価格は税別26,800円前後。
●Android搭載モバイルプロジェクター
○モバイルシアター
モバイルシアターは、すでにソフトバンクから11月13日に発売されることが告知されている製品。LTE対応のモバイルプロジェクターで、最大投影サイズは120インチとなる。OSにはAndroid 4.4.4を搭載しており、Google Playからアプリをインストールできる。
天面には5インチのタッチパネル式ディスプレイを備え、その画面を壁などへ投影する。そのほか、HDMIによる有線接続、対応端末の画面を無線で投写できるMiracastをサポート。モバイルシアター自体にもスピーカーを搭載するが、Bluetoothで外部スピーカーと接続することも可能だ。
本体単体での通信が可能なほか、モバイルWi-Fiルーターおよびモバイルバッテリーとしても使える。バッテリー容量は6,300mAhで、連続投影時間は最大約3時間。ZTEジャパンは、映画鑑賞のほか、ゲーム、プレゼンテーションなどオフィスでの使用も想定している。主な仕様や端末価格などについては11月5日の記事『ソフトバンク、LTE対応Androidプロジェクタ「モバイルシアター」を13日発売』を参照のこと。
○有村昆さん「こんなの待ってた!」
発表会には映画コメンテーターの有村昆さんが登場。
発表会で紹介された3製品について、「AXON miniはセキュリティ面が強いですよね。今はスマートフォンに大事な情報が詰まっていますから、万が一落としてしまったとしても安心です。ZTE BLADE V6は、初めてスマートフォンを持つ方には特にオススメですね!」とコメントした。
また、モバイルシアターについては、「本当にこういう製品を待っていたんです!」と興奮した面持ちで語った。これまでDVDとDVDプレーヤーを持ち歩いていたが、「これからはコレ1台で済みます。映画鑑賞だけでなく、自分がスマートフォンで撮った写真などをスライドショーにして映し出すっていうのも素敵ですね」と新たな使い方についても提案していた。