2015年11月18日 06:42
Googleフォト、バックアップ済み写真を端末から一括削除する機能を追加
Googleは11月17日(米国時間)、写真サービス「Googleフォト」で管理する写真や動画のストレージ消費をユーザーがより効率的にコントロールできるアップデートの提供を開始した。モバイルアプリには、バックアップ済みの写真や動画をまとめて端末から削除できる機能を追加。Web版には、オリジナル品質で保存した写真を高品質に変換する機能を用意した。
バックアップ済みの写真や動画を端末から一括削除する機能は、17日からAndroidアプリでロールアウトが始まり、まもなくiOSアプリにも追加される。一括削除は、アプリの設定に追加される「Free Up Space」というボタンから行う。誤ってオリジナルを削除してしまわないように、削除を実行する前に再度確認が表示される。
Googleフォトへの保存には、撮影した写真をそのまま保存するオリジナル(元のサイズ)品質と、16メガピクセル以下で品質を保ちながら圧縮保存する高品質の2つの方法を選べる。今後は高品質保存に設定しているユーザーに対しても、端末のストレージの残り容量が少なくなってきたことを知らせるアシスタントカードを表示する。
これまでストレージの残り容量に関するアシスタントカードは、ストレージ管理により気を配る必要があるオリジナル品質設定のユーザーのみに提供していた。