トリンドル玲奈、浅香航大は「半年分の年下感がかわいい」『わた婚』で“夫婦”に
●お互いの印象は? 驚いた一面も明かす
有名芸能人同士が仮想の結婚生活を送るABEMAオリジナル恋愛番組『私たち結婚しました』。俳優の野村周平らが出演したシーズン1は若い世代を中心に話題を集めた。11月26日にスタートしたシーズン2『私たち結婚しました 2』(毎週金曜23:00~)では、新たな疑似夫婦として俳優の浅香航大とモデル・女優のトリンドル玲奈が出演。2人にインタビューし、同番組への思いやお互いの印象など語ってもらった。
――この番組は、7日間にわたって夫婦体験を行うという内容です。出演が決定した時の心境はいかがでしたか?
トリンドル玲奈:すごくうれしかったです。番組を以前から知っていて「いいな」「出たいな~」と思っていたので。
浅香航大:僕はそもそも、あまり恋愛モノを見ないので、今回のお話が来たときに「なんで!?」と思い、「できるかな……?」と不安が大きかったです。
でもだからこそ、20代ラストということもあり、チャレンジしたい思いが芽生えました。
――抵抗はなかったですか?
トリンドル:なかったですね。打ち合わせするまでは「どうなるんだろう?」と緊張していましたが、スタッフの方たちがいい人ばかりで打ち合わせが和やかに進み、そこでいろいろ話を聞いて楽しみになりました。
――最初に対面したときの印象はいかがでしたか?
トリンドル:最初は「クールな方なんだろうな」というイメージでしたが、初めて会ったときにすごく柔らかい優しい方だと感じてホッとしました。「大丈夫そうだな」「楽しそうだな」ってワクワクしました。
浅香:笑いながら登場してきてくれて、その雰囲気だけで「あっ……!」と惹きつけられるものがありました。「打ち合わせが和やかに進んだ」というのも彼女の持ち前の魅力。周りを明るくする才能があって素敵だなと思いました。
――トリンドルさんにとって、浅香さんの魅力は?
トリンドル:どっしり構えているイメージがあります。ブレないと言いますか。
浅香:どっしり構えてる?(笑)
トリンドル:自分では「緊張してる」って言うけど、いろいろリードしてくださる。一緒にいて安心するというか、落ち着く雰囲気を持っていて男らしいなと思います。
――相手に驚いた一面は?
浅香:僕は……勝手なイメージで反省したんですけど、すごいオシャレなイメージがあり、最初は、日常に溶け込んでいる姿が想像つかなかったです。でも話を聞いてみると、すごく普通でナチュラルでした(笑)。立ち食いうどんとか普通に食べに行く。そういう人好きですね。
トリンドル:私はクールなイメージを持っていて、お互いの取り扱い説明書を交換したときに、思ったイメージに近いことも書かれていたんですけど、それ以外にかわいい一面もある。
――特にどんなところがかわいい?
トリンドル:年齢は同じ29歳なんですけど、私より半年年下なんですよ。精神年齢は私より大人だと思いますけど、たまに垣間見える半年分の年下感がかわいいです。例えばペットショップでお魚を買うときに、そこが暑くて「暑い、暑い」って言っていて、それを感じさせないようにお魚を選んでる雰囲気を出すんですけど、たぶん暑さで頭がいっぱいなんですよ(笑)。近くで接していると、分かりにくそうで分かりやすいなと思いました。
浅香:あ、僕分かりやすいですよ(笑)
トリンドル:そうね(笑)。それが画面やメディアを通してだとあんまりイメージなかったですね。
●トリンドル、浅香のほっぺは「プニュプニュ(笑)」
――「誓いのキス」のミッションも。
モキュメンタリーとしてのキスはいかがでしたか?
トリンドル:出会って1、2分でそのミッションが出ました。「あぁ~、こんな感じなんだ」って……もう覚えてないですけど。
浅香:マジで覚えてない。
――今回のキスは、素と演技、ご自身としてはどちらの割合が強かったですか?
トリンドル:私は素だったかな。9.7割くらい。
浅香:まぁ……素ですよね。完全に明言するとあれですけど、素でしかないかな。
――とはいえ1、2分でいきなりとなると、慌てた部分もありそうですね。
トリンドル:そうですね。唇にするかほっぺにするか、話し合いましたね。
浅香:それを振ってくれて「最初だからほっぺでしょ」となりました。
トリンドル:そう……ほっぺがプニュプニュだった(笑)!
浅香:よく覚えてるね(笑)
トリンドル:思った以上にプニュプニュでした!
――まだ“結婚生活”が始まってすぐですが、それぞれ結婚観や結婚願望に変化はありましたか?
トリンドル:結婚は素敵なことだけどきっと大変なこともあるだろうなと考えてしまうことが多いです。「こうなったらどうしよう」とか。そう不安がよぎることが多かったんですが、(今回の“結婚生活”で)そういうことを考えたことが一瞬もなかったです。結婚って、良いことも悪いことも含めて日常なんだなと思いました。
浅香:日常って表現いいですね。
トリンドル:それぞれ夫婦の形があるんだろな、いいな、と思いました。
浅香:僕も今の意見に同意します。いい意味で、初日からすごく固かったわけでもなく、この人とこれから生きていくって素敵だなと思いました。それに加えて、お互い29歳で自立しています。お互いを尊重し合って一緒にいられるのは、もちろんケンカとかあるかもしれませんが、幸せなことのほうが多いんじゃないかな。
●トリンドルが憧れる既婚者のセリフとは?
――今回の企画内にとどまらず、結婚生活でこんな体験がしたいという憧れのシチュエーションを教えてください。
トリンドル:仕事終わりとかにどこかで待ち合わせして何かしたいですね。ご飯食べに行くとか。
私たちの仕事は非現実な一面があるので、ホッとできる日常があるとうれしいですね。それが楽しみになって、仕事も頑張れるような。恋愛中のカップルとは違う温度感でできるのかなと思います。家族と仕事終わりに会って何かするって楽しそうじゃない?
浅香:素敵だよね~。
トリンドル:あとやっぱり、「今日、旦那さんと映画観に行くんだ」「旦那さんとどこどこで待ち合わせしてる」とか言いたい(笑)!
浅香:そういうこと言ってる先輩たちを見るたびに「いいな」って思いますもんね。
――浅香さんは何かしたいことありますか?
浅香:キャンプしたいですね。キャンプって家族でするのもいいと思うんです。子供もいて、何ならワンコとかもいて。素敵だなと思います。
――逆に、相手にやってほしくないことはありますか?
浅香:そういうのないんですよね。嫌なことはたぶんありますけど、何も言わずに「まぁ、これはこれか」と思っちゃうタイプです。
――相手をそのまま受け入れるタイプ。素晴らしいですね。
浅香:素晴らしいかどうかは分からないです(笑)。言ったほうがいいときもあるかもしれませんし。
トリンドル:私は、キッチンのシンクの三角コーナーにネットをかけるか、かけないか。ネットを捨ててくれたけど、ネットかけるの忘れてて2日経っちゃうとか。「あぁ、忘れてる」とか思っちゃうかもしれません。そういうのは意外と大事かも。毎回忘れると……。その大事さを知っててほしい。
浅香:ネットは、やってるから大丈夫(笑)
トリンドル:この2人だと、ギシギシすることはないと思います。
――夫婦の期間、ひたすら甘い生活が繰り広げられるのでしょうか?
トリンドル:甘いというか、夫婦ならではの落ち着いた感じ、日常で起こる小さなハプニングがたぶんいっぱいあると思います。そういった点も含めて、和やかに楽しく。見る側の方は意見がいっぱいあると思うので、それは存分に言っていただければ。最終的に楽しく、ほっこり見てほしいです。
――浅香さんはいかがでしょうか?
トリンドル:きっと皆が見たことない一面を見せたりするんでしょ?
浅香:でしょうね……。まぁ、これが僕です(笑)。僕のありのままをぜひ見てください。