2015年11月19日 18:08
オラクル、データベースマシン「Oracle Exadata Database Machine X5-8」
オラクルは11月19日、エンジニアド・システムのX5ファミリーの1つで高速データベース・マシンであるOracle Exadata Database Machine X5の新製品「Oracle Exadata Database Machine X5-8」の提供を開始した。1システムあたり、最大576CPUコアまで搭載でき、1.3PBを超えるディスク・ストレージもしくは180TBの超高速PCIeフラッシュが可能で、メモリ容量を最大24TBまで増強が可能だ。
新製品はインメモリ・データベースや大規模ウェアハウス、負荷の高いOLTPワークロードの処理に最適で、大規模なプライベート・クラウド・データベースの実行のために設計されており、高い処理性能と大容量のストレージやメモリを備え、多数のデータベースによる多様なワークロードを単一のExadataシステム上に統合することによって、運用管理コストの削減を実現できるという。
また「Oracle Exadata X5-2」に次ぐ新たなモデルとして、同等のストレージ性能とネットワーク機能を搭載しており、ストレージやコンピューティングはエラスティックに構成可能で必要に応じてサーバ1台単位で拡張していくことができるため、オンデマンドのきめ細かな対応が低コストで行えるという。