2015年11月20日 11:30
リクルートは、リアルとネットの相互送客をどう実現するのか
私たち消費者は今や、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどの実店舗だけでなく、Web上でも商品・サービスを購入できるようになった。そのため多くの企業が、あらゆる場所で顧客と接点を持とうと、ECサイトやスマートフォン(以下、スマホ)アプリを活用した、リアルとネットを融合するオムニチャネル戦略に取り組んでいる。
本稿では、クラウド型のデータマネジメントサービスを提供するトレジャーデータが11月11日に主催したイベント「これからのオムニチャネルはすぐできる」にて紹介された、リクルートライフスタイル(以下、リクルート)の取り組みをレポートしよう。
▼参考セッション
・位置情報テクノロジーを活用したリアル店舗マーケティング事例
登壇者 : リクルートライフスタイル ショプリエプロデューサー 熊沢恭志氏
・リクルート流・オムニチャネル時代のテクノロジー戦略
登壇者 : ブログウォッチャー プロダクトマネージャー 萬田大作氏
○個人に最適化された情報がスマホに届く時代
一昔前、パソコンが中心だった時代の消費者は、情報にアクセスしてから実店舗へ出向くのが一般的な流れだったように思う。しかし、スマホの普及でその行動が激変したことは言うまでもない。