くらし情報『妊娠中のオメガ6過多/オメガ3欠乏が子供の脳形成不全を引き起こす - 東北大』

2015年11月20日 12:38

妊娠中のオメガ6過多/オメガ3欠乏が子供の脳形成不全を引き起こす - 東北大

妊娠中のオメガ6過多/オメガ3欠乏が子供の脳形成不全を引き起こす - 東北大
東北大学は11月19日、妊娠マウスがオメガ6過多/オメガ3欠乏飼料を摂取すると、生まれてくる仔マウスの脳(大脳新皮質)の神経細胞の数が減少することを確認したこと、ならびにそうした母マウスから生まれた仔マウスは、生後から標準的な飼料を投与しても成体になってから過剰な不安状態を示すことを確認したと発表した。

同成果は、同大大学院医学系研究科の大隅典子 教授、酒寄信幸 元研究員(現 福島県立医科大学)らと、理化学研究所統合生命医科学研究センターの有田誠 チームリーダー、東京大学大学院薬学系研究科の新井洋由 教授、東北大学大学院医学系研究科の片桐秀樹 教授、サントリーウエルネス健康科学研究所の柴田浩志 所長、Harvard Medical SchoolのJing X Kang教授、University of British ColumbiaのSheila M Innis教授らの研究グループによるもの。詳細は米国科学誌「Stem Cells」電子版に掲載された。

多価不飽和脂肪酸であるオメガ6やオメガ3は体内で作ることができないため、食物から摂取する必要がある。オメガ6はリノール酸やアラキドン酸、オメガ3はアルファリノレン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)

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