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とろサーモン、マネ語る魅力と願い「ゆくゆくは劇場のトリを務められるような芸人に」

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とろサーモン、マネ語る魅力と願い「ゆくゆくは劇場のトリを務められるような芸人に」

●炎上ストッパーの役割も「間違っていると思ったら…」
お笑いコンビ・かまいたち、とろサーモンのマネージャーを務める吉本興業の社員で、吉本坂46のメンバーでもある樺澤まどか。美人マネージャーと話題を呼び、今年6月と11月に単独ライブを開催、11月15日にはデビューシングル「卑屈のうた」を配信リリースし、シンガーソングライターとしてソロデビューも果たした。二刀流で注目を集める樺澤にインタビューし、マネージャーから見たとろサーモンの魅力や、とろサーモンのマネージャーとして心がけていることなど、話を聞いた。

中学生の時にCOWCOWの漫才にハマってライブにも行くようになり、COWCOWきっかけでお笑いが好きになったという樺澤。そして、COWCOWの単独ライブでテキパキ働いていた女性マネージャーの姿がカッコいいと思い、「私もああなりたい」と吉本興業でマネージャーになることが夢に。就職活動で見事内定をもらい、2019年4月に吉本興業に入社した。昨年6月から、かまいたち、とろサーモンを担当している。

とろサーモン(村田秀亮、久保田かずのぶ)の魅力について、樺澤は「私のイメージする、芸人! という感じです。
お笑い以外はやりたくないというか、自分たちが信じている笑いの路線からは絶対外れないという、こだわりがとても強いのが魅力だと思います。アウトローな感じがブレないです」と語る。

毒舌キャラの久保田がギリギリのラインで暴走して笑いをとるのも、とろサーモンの持ち味。そんな久保田と接する際は、「思ったことを言うようにしています」と言い、「間違っていると思ったら、『それは間違ってますよ』と言うように。言い合いっぽくなるときもありますが、そこで折れないことですね」と語った。

「間違っている」と強く主張したエピソードを尋ねると、「YouTubeの動画で絶対これ叩かれるでしょ、という企画を撮影してアップしようとしていて、『やめましょう』と言いました。久保田さんはアップしたがっていましたが、説得しました。炎上を防げたこともあると思います」と明かした。


また、生放送は「ドキドキします」と樺澤。「生放送とか生配信とかの前は、『放送禁止用語マジで気をつけてください』ってめちゃくちゃ言ってます」と明かし、「でも、意外と言わないですね」と加えた。●ネタで確固たる地位を! 「実はロケ向き」な魅力も語る
2002年7月に結成し、来年7月に20周年を迎えるとろサーモン。2017年には『M-1グランプリ』で王者に輝き、その実力を証明した。

樺澤は「『M-1』チャンピオンなので、もう1回ネタでちゃんと評価されてほしい。ネタ番組が減っていて、ネタを披露する場が少なくて難しいですが、ゆくゆくは劇場のトリを務められるような芸人になってほしいなと。ネタ頑張ってほしいです」と、ネタで確固たる地位を築いてほしいと願っている。

また、地方局でのレギュラーを狙っているという。
「地方のレギュラーが欲しいなと。全国ネットとかゴールデンは似合わないので、むしろやってほしくなくて、比較的自由度の高い地方の深夜番組のレギュラーが似合っていると思っています」。

本人たちもその思いがあるのか尋ねると、「地方でと思っているかわからないですが、大衆に受けたいとは思っていません。YouTubeもファンしか見ないようなチャンネルになっています」と答え、「そのまま突き進んでほしい」と応援。「たまに、もう少しノーマルに近づいてほしいと思うときがあるんですけど、変わらないのがいいところなので、そのままでいてほしいです」と2人の芸風に誰よりも魅力を感じているようだ。

レギュラー獲得に向けてとろサーモンを売り込むとしたら、「正直でウソをつかない」ところを魅力としてアピールしたいという。「だからロケも実はめっちゃ向いているんです。ご飯を食べても無駄に『おいしい』と誇張して言わない。
正直なんです。今、YouTubeとかでリアルな発言が求められているので、イマドキの視聴者に合っていると思います」と熱弁する。

その正直さはネタにも共通する部分があるという。「ネタはその場でやっている感じ。ガチガチにネタあわせして一言一句決まっているということはなく、同じネタでも見るたびに変わっている。自分たちが今一番面白いと思うように、その瞬間の気持ちを大事にやっている。現在進行形で作っているのがリアルで面白いなと感じています」。アドリブでできるのは実力があるからこそ。
久保田の即興ラップもたびたび話題を呼んでいる。

●単独ライブ『G.O.A.T』で“史上最高のネタ”披露へ

12月10日には東京・ルミネtheよしもとで20周年記念ライブ「とろサーモン 20th Anniversary Live『G.O.A.T』」が開催される(オンライン配信も実施)。公演名の「G.O.A.T」は、「Greatest Of All Time」の頭文字をとった言葉で「史上最高」を意味。とろサーモン20周年にして史上最高のネタを披露するライブとなっている。当日披露するネタはオール新作。劇場では披露することはないものの意外と力を入れているコントと、『M-1』チャンピオンならではのずば抜けた漫才を披露するという。

「新作10本仕上がりました。過去にないくらい熱量注ぎました。
是非、お友達の好きな芸人さんと比較して、乖離を生じて欲しいです」(久保田)、「相方が書いてくれたネタから20年の厚みと余裕を感じております。仕上がっております。濃密な時間を我々と過ごしてください」(村田)と、2人とも自信たっぷりだ。

■樺澤まどか
1994年11月15日生まれ、群馬県出身。2019年4月に吉本興業入社。2020年6月より、かまいたち、とろサーモンのマネージャーを務めている。2019年12月に2期生として吉本坂46に加入し、アイドルとしての活動もスタート。2021年6月に初の単独ライブ「樺澤まどかワンマンショー2021 summer」を開催し、作詞・作曲した「卑屈のうた」を披露。
同楽曲は11月15日に配信リリースされ、ソロデビューも果たした。同日、2度目の単独ライブ「樺澤まどか生誕祭2021」を開催した。

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