TSUTAYA、創業の地・大阪府にファミリーマートとの新業態の第1号店を展開
両社が締結した包括契約は双方の事業基盤の強化を目的とし、経営資源・ノウハウ・ブランドを相互に有効活用した新たな業態開発に向けたもの。これにより今後3年間で100店の展開を目標に、TSUTAYA直営店およびフランチャイズチェーン加盟企業が運営する全国のTSUTAYA店舗に、ファミリーマートとの一体型店舗の展開に向けた体制を構築していく。
今回の包括提携における第1号店として開店する「ファミリーマートTSUTAYA 長尾店」は、既に営業をしている「TSUTAYA 長尾店」を改装し、映像・音楽の販売、レンタルや書籍・雑誌の販売を行うTSUTAYAエリアと、コンビニエンスストアエリアを一体化させた店舗。双方のエリアには間仕切りがないため自由に店内を行き来ができ、レジカウンターも併設されている。
ファミリーマートスペースには通常の中食商品や挽きたてコーヒー「FAMIMA CAFE」をはじめ、アイスや菓子などの品ぞろえを充実させることでよりTSUTAYA店舗との親和性を高め、休憩等に利用できるイートインスペース(6席)を設置する。
また、TSUTAYAスペースでは取り扱いアイテムや在庫数はそのままに、ファミリーマート店舗との一体型の売り場を実現し、営業時間を24時間に拡大する。なお、両社が共通して導入しているTポイントも使用できる。