Knoppix 7.6.0登場
「KNOPPIX 7.6.0」の主な注目点は次のとおり。
Debian stable (Jessie)をベースにしつつ、より新しいグラフィックドライバ、デスクトップ・ソフトウェア、Linuxカーネル4.2.2、Xorg 7.7 (core 1.17.3)を導入
従来の32ビット版カーネルに加え、4GBの主記憶メモリを超えるPCをサポートする64ビット版カーネルを導入(DVD版は起動時に自動判定し、64ビット環境の場合には64ビット版カーネルを使用)
LXDE(デフォルト)、KDE 5.4、GNOME 3.18をサポート
Wine 1.7.50を導入
qemu-kvm 2.4を導入
Bitcoin管理にelectrum 2.5.4を導入
UEFIブートおよびセキュアブートに対応(実験段階)
Compiz 0.9.12.2による3Dウィンドウマネージャを導入(実験段階)
「KNOPPIX 7.6.0」はISOイメージの段階では4.1GBに収まっているが、3500ほどのソフトウェアが納められており、展開状態では10GBを超える容量となっている。ISOイメージの段階で4.1GBとなっているため、FAT32のパーティションには保存することができない。LinuxファイルシステムやNTFSなど、より大容量のファイルを格納できるファイルシステムを使うように注意が掲載されている。