上司に仕事を頼まれ、断りきれなくてまた残業、行きたくない飲み会なのにメンバーに入っていた――。生活する中の「イエス」「ノー」を言うべき場面で、ノーと言えない人は少なくないのではないだろうか。
だが、ちょっと考えてみてほしい。ノーと言えないがために、仕事や気乗りのしない飲み会が増えているのではない。断れないということは、自分の意志で人生を生きていないということなのだ。
そのように言われて思い当たる人は、"トレーニング"で改善できるはず。The Museの記事「簡単にノーというための7つの方法(原題:7 Tactics That’ll Make Saying No Easier Than Ever)」が役に立つだろう。
そもそも「ノー」と言えない理由はどこにあるのだろうか。
「断った後で相手に悪いと考えてしまう」「相手の反応が怖くて言えない」などなど、いずれにせよ、「イエス」と言って良い思いをしていないのであれば、「ノー」と断言すべきだったのかもしれない。もし、前者を理由に挙げるのであれば、「ノーは必ず相手を否定しているわけではない」という認識が必要だ。後者の場合には"自分を大切にする意識"をもっと高めるべきかもしれない。