空港での「Apple Watch搭乗」の便利な点、足りない点を考える
Apple Watchは、通知系での活用から体験していくことになる。iPhoneとペアリングさせれば、iPhoneの通知が手首に届くようになり、ちょっとした情報のチェックをポケットのiPhoneに頼らず確認できるようになるだろう。
受動的にApple Watchを利用することから、人々はApple Watchを使い始める。機能という面から腕時計そのものを考えてみると、「時間を知りたいときに見て、時間を知る」というのが最も基本的な使い方だ。
その中にあって、時計を身につける人が受動的に何か情報を受け取る、というのは非常にスマートフォン的であり、腕時計からすれば新しいチャレンジ、ということになるだろう。この原稿を書いている時にも、今まさに、エクササイズ機能の「スタンド」のアラートがやってきた。そういうタイミングを時計の方から知らせてくれる、というのは新しい体験なのだ。
通知はメールやメッセージなどの着信を受け取ってから送信されるので、いつ来るか分からないが、1時間座っていたら50分頃に通知を出す、スケジュールで予定の15分前になったら知らせる、といったかたちで、基本機能やアプリを使って自分に時間を知らせることが出来る。