「500 TYPE EVA」でエヴァファン"襲来"の博多駅限定カフェ&ショップを体験
11月7日に運行開始となった山陽新幹線「500 TYPE EVA」に今、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のファンたちが注目を寄せている。この「500 TYPE EVA」の衝撃は国内のみならず、海外のエヴァンゲリオンファンの間にも広がっているようだ。
JR博多駅では新幹線コンコースの外壁や改札口周辺を「500 TYPE EVA」をイメージしたビジュアルデザインに一新しているほか、期間限定のカフェ「500 TYPE EVA Cafe」やショップ「500 TYPE EVA SHOP」も展開されており、トータルでエヴァの世界観を体感できる空間になっている。そこで今回、コラボカフェとショップはどんな空間になっているのか、実際に訪れてみた。
○「500 TYPE EVA」到着をファンが待ち構える
「500 TYPE EVA」は、山陽新幹線の全線開業40周年とアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」放送開始20周年を記念した「新幹線:エヴァンゲリオンプロジェクト」の車両で、11月7日から山陽新幹線新大阪~博多間で運転されている。博多駅では現在、「500 TYPE EVA」が博多駅に到着する16時7分を過ぎると、新幹線コンコース周辺はたくさんの人でにぎわっている。
車両は同アニメの庵野秀明監督が監修し、車両デザインはメカニックデザイナー・山下いくと氏が担当。1号車は展示・体験ルーム、2号車は特別内装車となっており、エヴァンゲリオンの世界観を存分に楽しめる空間が広がっている。
そんな「500 TYPE EVA」が博多駅に到着すると、コラボカフェ「500 TYPE EVA Cafe」は多くのファンでいっぱいに。ファンは必ず「500 TYPE EVA」先頭車両のイラストが描かれたソファ席か、「500 TYPE EVA」の模型が展示された席へ直行。そして、コラボカフェ限定メニューをオーダーするのがお約束だ。
○「使徒カレー」完食後「ごちです! 」と描くファンも
一番人気は、レッドとグリーンのゼリーが入った「500 TYPE EVAサイダー」(500 TYPE EVA Cafeオリジナルコースター付きで600円)。ひとりで来店し、限定メニューを全て食べていく人も少なくないという。「おひとりでのお客さまがとても多いです。お支払いの時に、『おいしかったよ! 』『ありがとうとか』等と声をかけてくださる方が多くて、私たちもうれしいです。中には、『使徒カレー』を食べた後、残ったルーでお皿に"ごちです! "と描いてくださる方もいらっしゃいました」とスタッフ。
噂の「使徒カレー」(1,200円)はお皿の中心に使徒を描いたカレーで、ルーには有明海産の海苔を加え、ゆず胡椒でスパイシーに仕上げている。また、「500 TYPE EVAスイーツセット」(1,000円)のケーキは、福岡市の人気スイーツ店「ストロベリーフィールズ」が手掛けるなど素材や味へのこだわりも十分。ぜひ写真を撮った後は、そのおいしさをじっくり堪能してほしい。
「500 TYPE EVA Cafe」の限定メニューは今後、第2弾に第3弾も予定しているという。営業時間は7時から21時(ラストオーダーは20時30分)まで、2017年3月までの期間限定なのでどうかお見逃しなく!
●あまりの人気で完売続出! 福岡らしいグッズも揃った「500 TYPE EVA SHOP」
○「500 TYPE EVA SHOP」では早くも完売続出
「500 TYPE EVA」とともに登場したのは「500 TYPE EVA Cafe」だけではない。博多駅ひかり広場(筑紫口側2階新幹線改札口前)のキヨスク売店をリニューアルし、エヴァ関連グッズを取りそろえた「500 TYPE EVA SHOP」も展開されている。連日ファンはもちろん、観光客やビジネスマン、たくさんの親子連れでにぎわっている。また、外国人観光客やショップの外観の写真を撮る人もいっぱいだ。
「福岡限定『500 TYPE EVAメタルキーホルダー』(648円)は、ショップがオープンした当日に完売しました。後日再入荷したのですが、すぐに即完売。並べたら次々に売り切れてしまい、現在入荷待ちです」とショップスタッフ。同様に、福岡限定「500 TYPE EVAポテトスナック明太子風味」(680円)も即完売商品だ。
そのほか、「蒔絵シール レイ」(648円)や「蒔絵シール シト」(648円)、「ピクトクリアファイル」(378円)、「レイ&シトパスケース」(1,620円)なども完売していて、現在入荷待ちだという。そのため、JR博多駅に来た際には「500 TYPE EVA SHOP」限定グッズの即入手をオススメしたい。「500 TYPE EVA SHOP」の営業は10時~18時で、こちらもカフェ同様、2017年3月末までの期間限定ショップとなっている。
「新幹線:エヴァンゲリオンプロジェクト」を展開するJR西日本グループは現在、山陽新幹線主要駅の土産店等で「500 TYPE EVA」オリジナルグッズやオリジナル土産を販売しているが、「500 TYPE EVA Cafe」や「500 TYPE EVA SHOP」があるのはJR博多駅のみ。
まさに始発&終着駅だからこそ、「500 TYPE EVA」に乗る前・降りた後に、のんびり限定メニューを楽しんだり限定グッズを買ったりできるのだ。ぜひこの機会に終点・博多まで乗車して、エヴァンゲリオンの世界観を存分に楽しんでほしい。
※記事中の情報・価格は2015年11月取材のもの。価格は税込