2015年11月26日 17:23
CTC、汎用IAサーバで構成したストレージシステムの提供開始 - SDS技術活用
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は11月26日、ソフトウェアでストレージ機能を実現するSoftware Defined Storage(SDS)技術を活用し、顧客の要望に応じたストレージを汎用IAサーバで柔軟に構成するストレージシステム「Custom Order Storage(カスタム・オーダー・ストレージ)」の提供を開始した。最小構成価格は300万円(税別)からでストレージの最適化や既存IAサーバの有効活用を検討している企業を中心に販売し、3年間で10億円の売り上げを目指す。
同システムは、要望に応じて柔軟に構成・変更ができるストレージシステムでアセスメントサービスやワークショップで顧客のシステム状況や用途のヒアリングを行い、汎用IAサーバとSDS製品を組み合わせた最適なストレージを提供。汎用のIAサーバを使用してデータの保存領域を構成しているため、将来必要なデータ量の予測が難しい場合でも、必要な規模から開始し、システムが使用するデータ量に準じてサーバ台数を調整することで容量の拡張や縮小ができる。
また、処理能力の高いサーバを揃えて性能に特化したり、安価なサーバを大量に用意して大容量のストレージを構成したりすることもできる。