Oracleはこのほど、「Announcing the general availability of Oracle Linux 7.2|Oracle’s Linux Blog」において、Oracle Linuxの最新版となる「Oracle Linux 7 Update 2」の公開を伝えた。先日公開されたRed Hat Enterprise Linux 7.2に対応するバージョンとなる。
「Oracle Linux 7 Update 2」における注目の機能は次のとおり。
makedumpfileコマンドにおいて16TBを超える物理メモリを搭載したマシンのカーネルダンプにsadumpフォーマットを使用するように変更
ノン・グラフィカルインストールにおいて、インストール中にkdumpを設定できるように変更
Anacondaインストーラおよびキックスタートにおいて直接MySQL 5.6 Community Editionをインストールできるように変更
OpenSCAPをバージョン1.2.5へアップグレード
カーネルとしては次の2つのパッケージが同梱されている。
Red Hat Compatible Kernel (kernel-3.10.0-327.el7)