2015年11月30日 17:50
オートデスク、「Autodesk Revit 2016 R2」の提供を開始
オートデスクは11月30日、ビルディング・インフォメーション・モデリング(BIM)アプリケーション「Autodesk Revit 2016」に新機能を追加した「Autodesk Revit 2016 R2」を発表した。
今回提供開始となる「Autodesk Revit 2016 R2」では意匠、構造、設備などの分野で、これまでユーザーから要望のあった項目について、性能向上や機能強化、業務生産性向上が図られている。
プラットフォーム機能では、コンピュータの並行プロセスを使用することで、ファイルに書き出す際のスピードを向上。また、画面に表示するモデルの要素だけを描画させることでコンピュータの負荷を軽減し、表示スピードも向上した。さらに、新機能「グローバルパラメータ」を採用し隣接していない要素の寸法調整が可能となったほか、共同作業を行う「リンク ファイル」で不要なファイルとのリンクを解除できるようになるなど、作業効率向上に寄与するような機能強化が図られている。
意匠設計向けとしては、レンダリング機能が強化され仕上げの品質を4段階で設定可能になったほか、手すりタイプを作成/定義する前にプレビューで計上を確認し、変更を加えてから配置することができるようになった。