iOS 9のSafariで、スマホ最適化サイトでなくPC版サイトを閲覧するには?
サイトデザインをPCにあわせたWEBサイトはいまなお多い。PCで見やすい画面構成の「PC版サイト」がメインで、スマホ最適化サイトはそれを補完するもの、という考えかたがまだ根強いからだ。しかし、一般的にPCのほうが画面サイズが大きいため、ひとつの画面に表示できる情報量はPC版サイトがスマホ最適化サイトを上回ることも多く、結局のところほしい情報はPC版サイトを見たほうが確実、ということも少なくない。
WEBサイトにもよるが、ふだんはスマホ最適化サイトで閲覧しても、より確実に情報を集めたい場合はPC版サイトもチェックしなければならないのも事実。そのとき必要になるのが、PC版サイトの表示機能だ。
スマートフォンのブラウザでPC版サイトにアクセスする仕掛けは単純、WEBサイト側にPCのブラウザだと判定させればいい。そのための導線が、iOSのSafariには2種類用意されている。
ひとつは、共有メニューの「デスクトップ用サイトを表示」ボタンをタップすること。iOS 8のSafariでは、アドレスバーをタップして画面を下方向にスワイプすると「デスクトップ用サイトを表示」というボタンが表示されたが、これに代わる機能として登場した形だ。
もうひとつは、アドレスバー左端の更新ボタンを長押しすること。画面下に「デスクトップ用サイトを表示」ボタンが現れるので、それをタップすればいい。効果は共有メニューのボタンとまったく同じだ。