日立、工業製品の解析モデル作成を自動化するソフトを提供開始
同ソフトウェアでは、過去に作成した部品の三次元CADデータとそれに対応する解析モデルなどに関する詳細な情報をデータベース化。データベース内の情報をもとに、新たに作成する部品と類似した形状の部位を検索し、三次元CADデータとそれに対応する解析モデルなどの情報を抽出し、これらの情報をもとに、さまざまな部位の解析モデルを自動的に生成する。
同社によると、同ソフトウェアの開発にあたっては、本田技術研究所の協力のもと実証実験を行い、樹脂部品の開発工程における解析モデルの作成工数を30%以上削減できたという。価格は800万円(税抜)からとなっている。