ジャストシステムの最新「一太郎 2016」、Win 10やスマホ/タブ対応を強化
一太郎 2016は、スマートフォンやタブレット、およびWindows 10といった、最新環境への対応を強化している。まずスマートフォンやタブレットへの対応では、新サービス「一太郎モバイルビューイング」提供。一太郎 2016で作成した文書を専用サーバに送信すると、一太郎モバイルビューイングアプリ(無料)をインストールした端末で文書を見られる。専用アプリも2016年2月5日の提供予定だ。iOS用とAndroid用をリリースする。
Windows 10や最新PCへの対応では、タッチ操作に適したUIを持ちつつ文書閲覧に集中しやすくする「タブレットビューア」モードを搭載。加えて、2in1タイプのPCがタブレットスタイルになると、一太郎が自動で他ビュレットビューアモードに切り替わるようにした。高解像度(高dpi)の画面にも配慮し、全体的にくっきり見やすいUIとしたり、表示の行間を調整したりしている。
そのほか、アートな文字表現機能「モジグラフィ」、本格的な新聞から学級新聞まで新聞作成をサポートする「らくらく新聞テンプレート」(および各新聞社が採用しているモトヤ製の新聞書体を2種類)、写真の人物などを自然に切り抜ける「写真の切り抜き」機能、文章をコピー&ペーストしたときに便利な「まとめて改行削除」機能、プロ向け校正ツール「Just Right!5 Pro」のエンジンを用いた校正機能などを備えた。同梱の日本語IMEは「ATOK 2016」だ。
○一太郎 2016 プレミアム
プレミアム版には一太郎 2016のほか、グラフィックソフト「花子 2016」、メールソフト「Shuriken 2016」、英語の読み上げにも対応した音声読み上げソフト「詠太 6」が同梱されている。さらに、8書体のモトヤフォント、ATOK用のデジタル辞典「精選版日本国語大辞典 for ATOK」(小学館)も付属。なお、花子 2016とShuriken 2016は単体でも発売される。
税別価格は、花子 2016が9,800円、Shuriken 2016が4,800円。
○一太郎 2016 スーパープレミアム
スーパープレミアム版には、標準版とプレミアム版の内容に加えて、フォトレタッチソフト「Zoner Photo Studio 17 HOME J」、Microsoft Officeとの互換性を強化した表計算ソフト「JUST Calc 3」、プレゼンテーションソフト「JUST Focus 3」、一太郎の開発者が教えてくれるガイドブック、世界的な百科辞典「ブリタニカ国際大百科事典」が付属する。