25歳のあなたへ。これからの貯"金"講座 (30) フェイスブックCEO、女児出産祝いに保有自社株99%寄付
フェイスブックCEOのザッカ―バーグ夫妻に女児が誕生した。名前はMaxちゃん。記念に彼は、保有自社株の99%を段階的に生涯かけて新設立するチャリティー基金に寄付すると発表。時価円換算でざっと5兆4千億円相当。やることが、「パネェ」というか、カッコいいね~~。
まず、今後3年間、毎年10億ドル相当を基金に移すとのこと。同社株価は現在107ドルだ。
同氏は、FB上で、「私の娘へ」と題する長文のレターも公開。
写真つきで、娘への気持ちと、親の世代としての責任を切々と書いている。
この書き込みに直ぐに反応している人たちが、マイクロソフトのビル・ゲイツ夫人やフェイスブックのシェリル・サンドバーグ女性COOなど同業の著名人たちだ。あいついで「おめでとう」コメントしている。なお、ザッカ―バーグCEOは当面、議決権は維持するとのこと。
○親が子を思う気持ちは同じ
そこで思い出した。世界的な著名投資家ジムロジャーズ氏は、私との対談で、買っている金(ゴールド)は全て娘たちへ残すため、と明言していた (ちなみに、ジムは70歳を超して、娘二人は10歳未満! ) 。娘が成人になるころ、世界がどうなっているのか、世界に名を成すプロ投資家でも見当がつかない。