GCC 5.3登場 - 最適化機能が向上
「GCC 5.3」の主な注目ポイントは次のとおり。
プロシージャ内の最適化機能の向上
リンク時の最適化機能の向上
フィードバックダイレクト最適化機能の向上
レジスタアロケーション機能の向上
UndefinedBehaviorSanitizerに複数のサニタイズオプションの追加
OpenMP 4.0のオフローディング機能をサポート
Intel Xeon Phiのサポート追加(ランタイムライブラリ、カードエミュレータ)
OpenAAC 2.0a仕様の実験的サポート
DragonFly BSDオペレーティングシステムのサポート追加
FreeBSDにおけるARMポートサポートを追加(arm*-*-freebsd*)
「GCC 5.3」を使用する上での注意点は次のとおり。
Cにおけるデフォルトモードを-std=gnu89から-std=gnu11へ変更
C++ランタイムライブラリで使用するABIを新しいものへ入れ替え
ループ最適化のためのGraphiteフレームワークにおいてCLooGライブラリが不要になるように変更
AVRにおけるサポート対象にATtiny4/5/9/10/20/40を追加
「GCC 5.3」の提供する機能の詳細などは「\5.3 manuals」からアクセスできるほか、主な変更点は「GCC 5 Release Series|Changes, New Features, and Fixes」にて確認できる。