2015年12月8日 11:00
フォーティネット、FortiGuard Labsを日本に開設 - 来年の脅威の予測も
フォーティネットは脅威インテリジェンスを顧客に提供するFortiGuard Labsを日本で12月4日に開設した。同ラボはカナダ本部やフランス、アメリカ、台湾、シンガポールと一体となって活動を行う。
○世界で6番目のFortiGuard Labsが日本に
同日行われた説明会では、フォーティネットジャパン 社長執行役員の久保田 則夫氏が「2003年に日本でUTMを発売した当時からお客さまに言われていた『脅威レポートの日本語での提供』のため、下準備に時間がかかったものの、ようやくFortiGuard Labsが開設できたことは大変喜ばしい」と挨拶。その後、日本でFortiGuard Labsの活動を行うFortiGuard セキュリティストラテジストの寺下 健一氏が詳細を説明した。
FortiGuard セキュリティストラテジストは寺下氏のようなFortinet製品のスペシャリストのみならずコンサルタント、ホワイトハッカー、研究家のようなさまざまなキャリアを持つメンバーから構成されており、サイバー攻撃やサイバー犯罪の調査、各国とのセキュリティ関連組織との連携強化と、Fortinet製品・サービスの向上を図ることを目的としている。