写真で見る「Gear S2」「Gear VR」「Galaxy View」のポイント
サムスン電子ジャパンは8日、スマートウォッチ「Gear S2」「Gear S2 classic」、ヘッドマウントディスプレイ「Gear VR」、18.4インチフルHDタッチスクリーン搭載タブレット「Galaxy View」を発表した。本稿では、写真でそれぞれの製品のポイントをチェックしていく。
○「Gear S2」「Gear S2 classic」
Gear S2は、円形ディスプレイを搭載したスマートウォッチ。カジュアルシーン向けのGear S2、本革ベルトを使用したシックなデザインの「Gear S2 classic」の2モデルで展開する。発売は12月18日で、NTTドコモとKDDIからも販売される。価格は未定。
Gear S2とGear S2 classicは、サムスン電子ジャパンのスマートウォッチとしては第4世代にあたる。1.2インチの円形Super AMOLEDを搭載。
ベゼルを回して操作する「サークルUX」の採用で画面をタッチする機会を減らし、誤操作やディスプレイの汚れを防ぐ。Galaxyシリーズ以外のAndroid端末ともBluetoothで接続できる。
ランニングやサイクリングなど、選択したアクティビティのログを自動で記録する「アクティブトラック機能」を利用すれば、スマートフォンと連携してトレーニング日記を付けることが可能だ。通信面ではWi-Fi(IEEE802.11b/g/n)、Bluetooth 4.1、NFCに対応。バッテリー駆動時間は約72時間(省電力モード時で96時間)。RAMは512MB、ROMは4GB。IPX8相当の防水性能とIPX6相当の防塵性能を備える。
サイズと重量は、Gear S2が幅42.3×高さ49.8×厚さ11.4mm/約47g、Gear S2 classicが幅39.9×高さ43.6×厚さ11.4mm/約42g。
カラーバリエーションはGear S2がシルバーとダークグレーの2色、Gear S2 classicがブラックの1色で展開する。
●「Gear VR」と「Galaxy View」をチェック
○「Gear VR」
「Gear VR」は、360度のVR映像を楽しめるヘッドマウントディスプレイ。「Galaxy S6」「Galaxy S6 edge」を装着して使用する。顔の接地面にはスエードのフェイスフォームを採用し、メガネをかけたままでも使用可能。発売日は18日で、大手家電量販店やAmazon.co.jpなどで販売される。ビックカメラ.COMでの価格は税別13,800円。
本体には9軸センサーを搭載。頭部の動きを正確にトラッキングすることが可能で、乗り物酔いのような「VR酔い」にかかりにくい。
本体右側にはタッチ操作に対応したパッドを備える。ゲームや映画、スポーツ、アーティストのライブなど100を超えるアプリでコンテンツが楽しめるほか、リコーの全天球カメラ「THETA」で撮影した動画もサポートする。
サイズと重量は、幅201.9×高さ116.4×奥行き92.6mm/約318g。ちなみに日本国内では未発売の「Galaxy Note5」「Galaxy S6 edge+」にも対応している。カラーバリエーションはFrost Whiteのみ。
○「Galaxy View」
「Galaxy View」は、18.4インチのフルHDディスプレイ(1,920×1,080ドット)を持つタブレット端末。大画面の迫力でネット配信サービスを楽しめるほか、店頭でのデジタルサイネージ、会議のプレゼンテーション、営業ツールなどの用途も想定している。
2Way スタンドを備えており、立たせれば映像の鑑賞や、PCライクな使い方が可能だ。
寝かせれば、ソフトウェアキーボードも打ちやすい。背面には持ち運び用のハンドルを装備する。内蔵バッテリー容量は5,700mAhで、連続で約8時間の動画再生に対応。サイズと重量は、幅452×厚さ11.9×高さ276mm/約2.7kg。
主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.1、CPUは1.6GHzのオクタコア、RAMは2GB、ROMは32GB。最大128GBまで対応のmicroSDカードスロットを備える。ディスプレイはPLS方式。
約210万画素のカメラを搭載。スピーカーの出力は4W×2。通信面では、IEEE802.11a/b/g/n/acに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.1をサポートする。