2015年12月9日 14:37
冬ボーナス、27%の企業が昨年より増額--「広告・出版・マスコミ」は50%が増額
エン・ジャパンは9日、企業の人事担当者を対象に実施した「2015年冬季賞与」に関する調査結果を発表した。それによると、冬季賞与支給額を昨年(2014年度)より「増額予定」と回答した企業は27%となり、2013年の調査に比べて7ポイント増加した。
○増額予定の割合が高い業種は「広告・出版・マスコミ関連」
冬季賞与支給額は「変わらない」と答えた企業は60%、「減額予定」の企業は13%だった。同社は「景気改善がより加速しており、増収した企業も多くなっていることから、賞与に反映する企業も増えているのではないか」と分析している。
「増額予定」と答えた割合が高い業種のトップ3は、「広告・出版・マスコミ関連」が50%、「金融・コンサル関連」が43%、「メーカー」が37%。また、「広告・出版・マスコミ関連」「金融・コンサル関連」「不動産・建設関連」は減額予定の企業がゼロだった。
「増額予定」の企業に増額率を尋ねたところ、「1~3%未満」が最も多く19%。増額する理由は「業績が好調」の80%が圧倒的に多く、次いで「社員の意欲向上」の39%となった。
一方、「減額予定」の企業に減額率を質問すると、54%(計)