2015年12月10日 12:33
吉野家の「牛丼12週連続摂取研究」に反響大 - 「他の2食は?」「食べたい」
牛丼チェーン「吉野家」を展開する吉野家ホールディングスは12月9日、「『吉野家の牛丼の具』の長期連続摂取に関する研究」と題した12週間におよぶ調査結果を明らかにした。
同研究は12週間にわたり毎日1回、20歳~64歳の成人男女24名(平均年齢44.8プラスマイナス8.5歳)に吉野家の「冷凍牛丼の具」を用いた牛丼を食べてもらい、体重や体脂肪率、血糖値などの変化を調べるというもの。
同社は研究を開始するにいたった背景として、日本国内におけるメタボリックシンドローム増加の原因が「食の欧米化」にあると位置付けられており、吉野家の牛丼も「不健康イメージに巻き込まれているような懸念がある」ためと説明している。
実際にそのような消費者の声が届いているのかを、同社のグループ企画室 広報IR担当の半田由里子さんに伺ったところ、若い女性などの普段牛丼を食べない人たちが、牛丼に対するネガティブなイメージを抱いているという。
「特に夕食に牛丼のような、いわゆる単品物だけを食べると『体に悪いのではないか』とイメージされていらっしゃる方がいるようです」。
そこで、「不健康」「病気になりやすい」などのイメージを払拭(ふっしょく)