JR四国、座るとくっついてしまう「らぶらぶベンチ」を2駅に導入
JR四国は3月6日、予土線・江川崎駅と土讃線・坪尻駅の構内に「らぶらぶベンチ」を設置した。
このベンチは、2人が離れて座ろうとしてもくっついてしまう、ユニークな設計のベンチだ。ベンチが設置された江川崎駅は、昨年夏に最高気温41.0度を観測した、四万十市西土佐地区の最寄駅で、観光列車「予土線3兄弟列車」のしまんトロッコ、海洋堂ホビートレイン、鉄道ホビートレインも停車する。
一方の坪尻駅は、徳島県と香川県の県境付近にあり、周囲に人家がなく、自家用車で駅に近づくことができない"秘境の駅"として、テレビ番組などで取り上げられている。また、全国的に珍しいスイッチバック式の駅としても知られているという。
同社では、「"日本一暑い"といわれる江川崎駅ではアツアツに、静かな山あいにある坪尻駅ではゆっくりと、カップルでこのベンチに腰掛けて、楽しいひとときをお過ごしください」とPRしている。