2015年12月10日 18:29
Twitterのタイムライン表示にアルゴリズムの試験導入へ
Twitterが従来の時系列とは異なるタイムライン表示方法を採用したことが話題になっている。一部ユーザーの間で12月7日(米国時間)ごろから話題になりはじめ、8日になりTwitter側でタイムライン表示に変更を加えたことを認めた。ただ、現時点ではあくまでテスト的な導入であり、ユーザー全体のごく一部での適用にとどまっているという。サービス開始から9年以上が経過したTwitterでは、これまでタイムラインの基本的な表示方式に手を加えたことがなかったが、Facebook方式の採用に既存ユーザーからは戸惑いの声も多い。
同件はWall Street Journalなど複数のメディアが報じている。具体的にどの程度のユーザーが影響を受けているのかは不明だが、少なくとも直近のタイミングで全ユーザーに展開されることはないとみられる。
リアルタイム性を特徴とするTwitterでは、従来より下から上方向に向かって新しいツイートが表示される逆時系列順(Reverse Chronological Order)方式を採用。現在あるいは少し前までタイムライン上で何が起こっているのかを把握するのが容易になっていた。