2015年12月11日 11:00
生活者が最も関心を持っている2016年のイベントは?
トレンド総研が12月10日に発表した「『2016年トレンド予測』に関するレポート」によると、2016年に予定されているイベントなどのうち一般の生活者の関心が最も高いのはマイナンバー制度の開始だという。
同レポートは、20代~60代の男女500人を対象に11月24日から26日にかけて実施した生活者への意識調査及び、食・健康・テクノロジーなど7分野における2016年のトレンドを同社が予測したもの。
2016年に予定されているイベントやトピックスに対する生活者の関心を見ると、1位は236人が挙げた「マイナンバー制度スタート」であり、以下「リオデジャネイロ・オリンピック・パラリンピック」(162人)、「電力小売自由化」(153人)と続く。
マイナンバー制度に関しては自身の個人情報に関わる問題のため生活者の関心が非常に高いようだと同社は見ており、「社会インフラへの影響がどれほど大きいか気になる」(51歳・男性)、「プライバシーの問題や詐欺など、いろいろな報道が気になる」(31歳・女性)といった声が挙がったとのこと。また、制度の導入にあたって、システムや管理代行サービスなどの関連市場にも関心が集まっているという。