2015年12月13日 09:00
「ACアダプタ」とは - いまさら聞けないスマートフォン用語
ことでパルス波の交流に変換、それを数100kHzの高周波に変換することで小型・軽量なトランスで足りるようになり、大幅な小型化が可能になりました。
スイッチング方式をさらに効率化するには、スイッチ素子がオン/オフを繰り返す動作を速める必要がありますが、制御回路の性能や損失電流の問題があります。
先日、富士通研究所が発表したACアダプタは、動作抵抗が小さい窒化ガリウムHEMT(GaN-HEMT、窒化ガリウム高電子移動度トランジスタ)をスイッチ素子として採用、あわせてスイッチングを高精度に制御するICを搭載することで損失電流を抑制し、さらなる小型軽量化と電力効率改善を実現しています。
充電速度も向上します。発表によれば、モバイル機器充電時のACアダプターの消費電力を5割削減でき、従来の3分の1の時間での急速充電が可能になるとのことです。実用化は2017年が予定されていますが、メリットが大きいだけに、充電だけでなく普及の速度にも期待できそうです。
夫「弁当の中身は塩むすびがいい!」妻「わかったよ」“希望通りのお弁当”を作った結果→帰宅後、お弁当箱を受け取ると…妻「丸々残ってる!?」