トライステージ、インドネシアでテレビ通販支援事業開始
同社はこれまで、タイ、マレーシア、シンガポール、ベトナム、台湾にて日本企業の通販支援事業に取り組んでおり、インドネシアで6か国目の海外進出となる。
インドネシアのテレビ通販市場は2014年に28.3億円と、日本と比較してまだ小さいが(日本では約5,400億円)、今後年平均成長率14.2%で急拡大すると予測されている。このような市場環境を受け、同国で事業基盤を確立してきたMERDISへの資本参加を行い、同国でのテレビ通販支援事業の開始する。
2007年に設立されたMERDISは、インドネシアにおけるテレビショッピングチャンネル向けの卸売事業を展開しており、インドネシア最大規模のテレビ局であるSCTVグループを取引先に持ち、特にジャカルタにおいて強力な販売チャネルを有することを強みとしているという。
トライステージはMERDISの株式取得により、インドネシアの有力なテレビ局をはじめとする販売チャネルを同社のクライアントへ提供することが可能となり、トライステージが持つテレビ通販のノウハウをMERDISに提供することで、インドネシアでのテレビ通販支援事業をスムーズに拡大することが可能となるという。
今後は経営権の取得も視野に入れ、積極的に現地でのビジネス拡大を図っていくという。