くらし情報『サラリーマンが知っておきたいマネーテクニック (43) 『ジュニアNISA』がはじまる前に「贈与税」の仕組みを理解しておこう!』

2015年12月15日 11:03

サラリーマンが知っておきたいマネーテクニック (43) 『ジュニアNISA』がはじまる前に「贈与税」の仕組みを理解しておこう!

サラリーマンが知っておきたいマネーテクニック (43) 『ジュニアNISA』がはじまる前に「贈与税」の仕組みを理解しておこう!
連載コラム『サラリーマンが知っておきたいマネーテクニック』では、会社員が身につけておきたいマネーに関する知識やスキル・テクニック・ノウハウを、ファイナンシャルプランナーの中村宏氏が、独断も交えながらお伝えします。

○ジュニアNISAの投資資金は、親や祖父母からの贈与がメイン!

前回ご紹介したように、2016年4月からは「ジュニアNISA」制度が始まります。

ジュニアNISAの口座名義人は0歳から19歳までの未成年者ですので、多くの場合、親や祖父母が子供や孫に贈与したお金が投資資金になるでしょう。

ジュニアNISAの年間の投資額の上限は80万円と決まっているため、毎年80万円までを子供や孫に贈与し、口座の管理は親などの親権者が行うことになります。

この贈与は、「暦年贈与」という仕組みの中で行うことになります。

○暦年贈与制度では、1年間で110万円を超える贈与を受けたら贈与税がかかる!

暦年贈与制度では、1月1日から12月31日までの1年間で110万円を超える財産の贈与を受けた場合、贈与を受けた人に贈与税がかかる仕組みです。

ジュニアNISAの投資資金として親から80万円のお金を贈与された未成年の子供は、その年中の贈与がそれだけであれば、非課税枠110万円の範囲なので申告・納税の義務はありません。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.