2015年12月17日 14:12
CMS、WordPressからDrupal/Joomlaへ移行する傾向
最近、その傾向が変わってきたようだ。
Webサイトの構築にはCMS(Content Management Systems)と呼ばれるソフトウェアが使われることが多い。世界中で最も使われているCMSはWordPressと言われているが、
最近、その傾向が変わってきたようだ。
BuiltWithがこのほど、「WordPress vs Joomla vs Drupal - The Battle Of The CMS|BuiltWith Blog」においてCMSのシェアや推移状況などについて公開した。これはCMSを採用する際の検討資料として参考になるだろう。
BuiltWithはインターネット上のWebサイトのうち、35%がCMSを使用していると指摘。CMSのシェアはWordPressが50%と最も高く、これに9%のJoomla、2%のDrupalが続いている。しかし、対象をトップ1万サイトに絞るとWordPressのシェアは40%まで減少し、これに替わるようにDrupalが大きくシェアを増やしている。
しかも、Drupalはトップサイトで採用される傾向が高いと指摘している。
WordPress、Joomla!、Drupalのいずれも採用の絶対数は増やしているものの、ほかのCMSへ移行するユーザが多いことも観測されていると説明がある。