IBM、欧州地域初のWatsonイノベーション・センターをミュンヘンに開設
また同社は、Watson IoT事業のグローバル拠点および欧州地域のWatsonイノベーション・センターをドイツのミュンヘンに、Watson IoT Client Experience Centerをアジア、欧州、米国の8カ所に、開設することも発表。
ミュンヘンの拠点には、IBMの開発者、コンサルタント、研究者、設計担当者などの1,000人体制で、利用者やビジネス・パートナーと、より深く関わりあいながら、データ・サイエンティスト、エンジニア、プログラマーの革新的な共創拠点としての役割も果たし、コグニティブ・コンピューティングとIoTの世界が密に連携する「つながる」ソリューションを構築するという。この取り組みは、IBMの欧州における投資としては、過去20年における最大規模のものだとしている。
Watson IoT Client Experience Centerの各拠点は、北京(中国)、ボブリンゲン(ドイツ)、サンパウロ(ブラジル)、ソウル(韓国)、東京(日本)、マサチューセッツ州、ノース・カロライナ州、テキサス州(米国)となっており、同センターでは、利用者とパートナー向けに 、Watson IoT Cloud Platformを通じて提供する、コグニティブ知能を使用した新しい製品およびサービスの開発、作成に必要なテクノロジー、ツールおよび人材が提供されるという。
さらに同社では、新しいIBM Watson IoT Analyticsの一部としてWatson APIサービスの4つのファミリーを提供するという。
新しいAPIサービスとして、「自然言語処理(NLP)APIファミリー」では、ユーザーが簡単な人間の言語を使用して、システムやデバイスと対話でき、「機械学習Watson APIファミリー」では、データ処理が自動化され、新しいデータやユーザーとの対話を継続的に監視、学習した優先順位に基づいて、データと結果をランク付けするとしている。
「ビデオ・イメージ・アナリティクスAPIファミリー」では、配信動画やスナップショット画像などの非構造化 データを監視して、場面(シーン)やパターンを識別でき、「テキスト・アナリティクスAPIファミリー」では、カスタマー・コール・センターの記録、保守担当者の対応記録、ブログのコメント、ツイートなどの非構造化テキスト・データのマイニングを行い、それらの大量のデータに隠れた相関関係やパターンを見つけるという。
提供元の記事
関連リンク
-
ニッポン放送特別番組 『a flood of circle・佐々木亮介の5月6日 日本武道館』 1月4日(日)25:40〜26:40に放送決定!
-
台湾SINBON、EVを動かす裏方の配線・接続技術をオートモーティブ ワールド東京2026で披露 充電・HV/LVに一体対応、世界9拠点で量産供給
-
介護・仕事・年齢の壁を越えて世界へ「MRS Asia Pacific 2025」でチームJAPANが準グランプリ含む快挙
-
new
「いや、でも…」夫のその口ぐせ面倒くさいんですけど…否定的な夫に娘が一言!夫は大焦り!?
-
本田圭佑が描く“働く×スポーツ”の未来!企業対抗リーグ「CORPORATE LEAGUE」始動