くらし情報『中国、ダークマターの検出に挑む探査衛星「悟空」を打ち上げ』

2015年12月17日 18:04

中国、ダークマターの検出に挑む探査衛星「悟空」を打ち上げ

を使った観測や、WIMPが対消滅や崩壊した際に生成されると考えられているガンマ線や電子・陽電子の観測によって、ダークマターが存在する証拠を掴めるのではと期待されており、地上や宇宙に設置した観測装置による観
測が、世界中で行われている。

○長征二号丁

長征二号ロケットは中国の中型ロケットで、1974年から打ち上げが行われている。今回の打ち上げに使われた「長征二号丁」はその改良型で、1992年に初飛行し、また2003年からは打ち上げ能力を向上させた改良型が開発され、運用されている。

長征二号シリーズは今回を含め、これまでに88機が打ち上げられ、84機が成功している(衛星打ち上げのみ)。また長征二号丁に限っては今回で25機目となり、すべて成功している。

【参考】

・http://www.gov.cn/xinwen/2015-12/17/content_5025094.htm
・http://english.cas.cn/newsroom/research_news/201506/t20150603_148114.shtml
・http://spaceflight101.com/chinas-dark-matter-particle-explorer-blasts-off-for-break-through-studies-in-high-energy-physics/
・http://www.cnsa.gov.cn/n1081/n7529/n308608/794447.html

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