EMC、従来比で20倍高速なフラッシュストレージ用データ保護ソフトを発表
「ProtectPoint」はプライマリーストレージ内部において、クローンを作成することでバックアップしていた作業に変化をもたらす次世代データ保護ソフトウェア。その最新バージョンとなるProtectPoint3.0でXtremIOと保護ストレージのData Domainに直接つながるようになったことにより、オールフラッシュストレージにおけるデータ保護を実現する。
具体的にはSoftware-Definedで重要な要素である階層(プレーン)の分離・疎結合化において、OracleやSAP、IBM DB2などのアプリケーションがネイティブに持つデータ保護機能とのシームレスなバックアップ連携が可能。重複排除機能を持つData Domainへ変更ブロックのみを転送するバックアップ方式により、バックアップ専用ソフトウェアを介して実施していた従来方式のデータプレーンを使わずに、従来方式と比べ20倍の速さでオールフラッシュストレージのデータ保護を実現。
また、オールフラッシュストレージにおけるバックアップ速度と効率性を向上し、かつバックアップデータ量やネットワーク転送負荷を削減できるためコスト効率の向上が見込まれる。最新バージョンはユーザーのビジネスに必要不可欠となるオールフラッシュストレージの利便性を向上し、ビジネスの革新とITトランスフォメ―ションを支援するという。