重曹のお掃除活用方法まとめ - 基礎知識から具体的な使い方まで解説!
お掃除の定番アイテム化しつつある重曹。ナチュラルクリーナーとして人気は高まる一方ですが、「重曹とクエン酸の使い分け方法がわからない!」「重曹を使って掃除したのにキレイにならない!」という話をよく耳にします。せっかく重曹をたくさん買ったのに使いこなせず、使いかけて放置しておいたらカチカチに……そんな人のために、プロに教えてもらった重曹の基礎知識と活用方法をお伝えしましょう。
○そもそも重曹ってなに?
重曹とは、理科の授業でよく耳にした「炭酸水素ナトリウム」のこと。化学式は「NaHCO3」で、実は、私たちの唾液の中にもあるような物質なんです。弱アルカリ性なので、人の体には無害な物質で、掃除はもちろんのこと、胃腸薬として古くから使われてきました。また、ホットケーキなどの「ふくらし粉」としても使われるほか、最近では口臭予防や虫歯予防などで使う人も増えているようです。
重曹って3種類あるのをご存じですか?
【1】食品用
先述のホットケーキやパン、ケーキなどのふくらし粉 (ベーキングパウダー) など、食品添加物として使われます。
食品用は酸を混ぜてあるので、掃除には不向きです。
【2】掃除用
食品用ほど精製はされていないのですが、食品用よりは安価なので、お掃除に使用するだけなら、こちらを使います。