東京4区で提供中の自転車シェアリング、区域をまたいだ利用が可能に
広域実験では、4区の自転車サイクルポートを共用(相互利用)することで、110カ所以上のサイクルポートと1100台以上の自転車の利用、区境を越えた自転車の貸出や返却が可能になる。広域実験を通じて、相互利用によって想定される自転車の集中・偏りを緩和し、スムーズに貸出・返却ができる運営体制について検証、本格的な相互利用への移行を検討していく。
ドコモバイクシェアシステムは、自転車本体に通信機能やGPS機能を搭載しており、自転車本体にICカード対応のカードリーダーを搭載。カードリーダーは自転車本体の操作パネルに搭載されているため、ICカードやおサイフケータイ対応の携帯電話/スマートフォンをかざすことで、その場ですぐに貸出/返却ができる。また、無人型登録機では、タッチパネルでの操作で簡単に会員登録や1日パスの購入などが可能で、交通系ICカードでの決済にも対応している。
現在すでに自転車シェアリングを利用しているユーザーは、特別な手続きをすることなく、2016年2月1日から区境を越えた自転車の貸出・返却を利用できる。