ガラスの下から猫がご飯を食べるのを見るとどうなるのか
ということで、今回はガラスの上にご飯を置き、食べる様子を下から眺めてみることにする。どんな光景が広がっているのだろうか。
○使うのはこちらのフード!!
普段はサイエンスヒルズのダイエットフードを食べてもらっているが、今回はいつもとは違うフードにしてみる。一般栄養食、総合栄養食が混ざってしまっているが、たまには他の味も楽しんでもらおうと人気のものを買ってきた。
○猫の反応は……
さてさて当の本人の反応は……。
まだ封を開けておらず、匂いがしないせいかご飯であるという認識はないようだ。開けた時、さぞ喜ぶであろう。大喜びしている顔を見るのが楽しみだ。
○まずは、クリスピーキッスから
まずはこちらのカリカリから食べていただこう。
ガラスのテーブルの上に乗ったうちの猫。きょとんとした表情でご飯を眺めていたが……。
ピンクの小さな舌を出して、食べはじめた。
こちらのフードは少し固めなのか、時々このような顔をして一生懸命噛んでいた。
いつも食べている大好きなオヤツなだけあって、まるで掃除機のようにあっという間にたいらげてしまった。
○動画だと……
ちなみに、動画だとこんな感じである。
ガラスの下から猫がご飯を食べるのを眺めてみた https://t.co/vYHCF2FfK7— うだま (@udama1212) 2015, 12月 21
噛まずに飲んでる( ;´Д`) https://t.co/PwJQxjneTO— うだま (@udama1212) 2015, 12月 21
いつもはお皿が邪魔で見えないが、このようにして見てみると存外速いスピードで食べていることがわかる。
○突然のアクシデント
さて、次はこちらのオヤツだ。お恥ずかしい話だが、銀のスプーンからこんなオヤツが出ていたとは知らなかった。銀のスプーンは、我が家の弟猫が大好きなご飯なのである。香りが他のフードよりも強めで、猫もそこが気に入っているようだ。
と、ここで突然のアクシデントである。取り合いにならないよう、先にオヤツを食べていた弟猫が乱入してしまったのだ。大好きな銀のスプーンの香りがしたので、満腹であるにも関わらずもっと食べたいようだ。
またたく間に全てのカリカリを吸引して立ち去った弟猫。
残された兄猫は「解せぬ」という表情をしていた。
○最近よく見かけるようになったフィリックス
お次はこちらの商品だ。最近よく見かけるようになったパッケージ。このフードをうちの猫に食べてもらうのは初めてだ。
食べ慣れないものは、空腹であったとしても一切口にしないうちの猫たち。どんな反応をするのだろうか……。
……少々心配したが杞憂に終わった。何のためらいもなくパクついている。
こちらもどうやら少々固めに作られているらしい。時折このようにぎゅっと目をつむって、一生懸命噛み砕いていた。「噛むことは唾液の分泌も促進されるし、噛むことでストレス解消にもなるし、とても良いことだ」とお世話になっている獣医さんが言っていたので、たくさん噛んでくれることは飼い主としてもとても嬉しい。
ちなみに、ご飯を食べている時は、てっきりフードそのものを見ながら食べているのだとばかり思っていたが、この写真を見る限りそうでもないらしい。
フードに焦点は合っておらず、遠くを見つめながらご飯を食べていた。
○みんな大好きモンプチ
さて、お次は猫飼いならば誰もが知っているであろうモンプチだ。筆者宅ではウェットタイプのものをよく買っている。ドライタイプのモンプチは初めてだ。
星や月、ハートの形をしているのが特長的だ。色も赤、緑、黄色味がついており、目にも楽しい。
こちらは初めて食べるフードであるにも関わらずかなりお気に召した模様。あまり噛まずに飲み込んでしまうほどだった。
食べ終わった後は、丁寧にペロペロとガラスを舐めていた。世界一可愛いいやしんぼである。
○ゴージャスなパッケージの懐石
さて、お次は豪華なパッケージが特長の「懐石」だ。色々な味があったのだが、「貝柱」の文字に惹かれて今回はこちらを選んでみた。
なぜかはわからないが、他のフードと粒の大きさはほとんど同じなのに、我が家の猫は大きく口を開けて食べていた。おかげで、口内の上にある可愛いデコボコが見えている。
お腹を壊してしまった時など、錠剤を飲ませるために猫の口に手をつっこむことがあるが、思いのほか凹凸があり少々驚く。こちらのフードも上手にたいらげていた。
この画像でわかる通りだが、猫は舌を使って一粒一粒フードをすくい上げているようだ。実に器用である。
○もう、ない!!
食べ終わった瞬間の顔がこちら。「もう、ない!!」と絶望の表情である。
○常に我が家にあるシーバ
さて、最後にシーバを食べてもらおう。うちの猫はまぐろの味を好むので、常備してある「香りのまぐろと味わい鶏ささみ味」を食べてもらうことにする。
早速良い食いつきだ。時々一気に2粒も口に入れていて、お気に入りのフードであることがわかる。
連写すると、時々にっこり笑っているかのような写真も撮影できる。大変貴重な一枚だ。
ご飯を食べている際は、お口の正面に並んでいる小さな米粒のような歯はどうやら使わないらしい。いつ使うのか、知りたいものである。
○もう……ない……
そしてこちらも大層気に入ったのか、食べ終わった瞬間はご覧の表情だった。
○まとめ
以上、ガラスの下から見た猫のご飯シーンをお送りした。食べる速度が予想以上に速いことや、一粒ずつ丁寧に舌ですくうことなど、今まで知らなかったことをたくさん目の前で学ぶことができた。
ガラスのテーブルは、猫飼いさん達の憧れである。入手した際は、是非一度下から愛猫を愛でてみて頂きたいと思う。素晴らしい眺めが、広がっているはずだ。
<作者プロフィール>
うだま
猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。
猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。
ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。
○おまけ下からの眺めは最高
ちなみに……ご飯を食べていなくても、下からの眺めは最高である。
ぷにゅりとガラスに当たった肉球、ぽよんぽよんのお腹、普段はあまり見られない股間などなど……。世界遺産に登録したいほどの絶景が眼前に広がっている。