2015年12月22日 11:49
保険なう (3) 年末は保険チェック! "家族構成"で見直す保険のポイントとは?
連載『保険なう』では、保険の世界における旬のトピックスをとりあげて、読者の皆さんに知っていただきたい保険の知識を提供します。
○家族構成によって、リスクや入るべき保険が違う!
家族構成には、2~3世帯家族のような大家族と核家族があります。
それぞれの家族構成や、家族の年齢によって、実は抱える経済的リスクが違っています。
リスクが違えば、目的も変わってくるので、その目的に合った保険を選ぶ必要があるのです。
今回は日本を代表する3つの家族構成をモデルに、それぞれの家族が抱えるリスクと保険見直しのポイントをお話します。
○3世帯家族のケース(1)(ややピンチ家族)
こちらの家族は、世帯主(54歳)とその妻(50歳)、そして子どもが3人(長女:24歳、長男:11歳、次女:9歳)。長女は結婚しており、夫(28歳)は婿養子。2人の間には子どもが1人(3歳)いるので7人構成の3世帯家族です。
このような家族は下記のようなリスクが考えられます。
世帯主定年後の収入大幅ダウン
退職金の支給可否
長男、次女の教育資金
介護のリスク
場合によっては高収入がリスクとなる場合もあります。
例えば、児童手当の支給制限や医療費の高額療養費の自己負担額が大きいなどのケースです。