フライト中に写真を撮ると、撮影地点を記録できますか? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ
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2014年9月、航空機内における電子機器の使用基準が変更されました。ドアが閉められたあとも、機内モードに設定していればスマートフォンを利用できます。カメラ機能も同じ扱いですから、マナーを守れば写真撮影が可能です。これで、フライト中にしか拝めない上方からの富士山も、バッチリ写真に収めることができるというものです。
フライト中にiPhoneで写真を撮るとどうなるかですが、そのときシステムが認識している位置情報が適用されます。飛行機が離陸する前、アナウンスの指示に従い機内モードをオンにしていれば、通信機能は使えなくなっていますから、機内モードをオンにした時点の位置情報が適用されます。
たとえば、羽田空港から伊丹空港へ移動するとき、富士山付近で写真を撮影したとしましょう。通常ですと、富士山付近の位置情報が写真に記録されますが、機内モードをオンにしているので直前、すなわち羽田空港の位置情報が記録されます。途中、静岡県や愛知県の上空で撮影しても、やはり位置情報は羽田空港です。伊丹空港に着陸後機内モードをオフにして通信が再開されてからでないと、正しい位置情報を取得できないため、このような現象が起こります。
つまり、iPhoneの場合、正しい位置情報付きの写真を残したければ通信機能は必須です。機内モードをオンにしなければならないフライト中の撮影で位置情報を残すことは難しい、と考えるべきでしょう。
ところで、すべてのスマートフォンがこのような動作をするわけではありません。iPhoneは機内モード時に位置情報を取得できない(システムレベルでは取得していたとしてもアプリに反映されない)仕様ですが、一部のAndroid端末はモバイル通信/Wi-fiをオフにしていてもGPSによる位置情報を取得できます。
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