2015年12月24日 16:20
Google、"チャットボット"搭載の新メッセージサービスを開発中 - 海外報道
米Googleは「チャットボット(Chatbot)」と呼ばれるプログラムを搭載した新メッセージングアプリの開発を進めているという。同社は現在、HangoutsとMessengerという2つのアプリ(サービス)を提供しているが、同一または別のアプリとして新サービスを組み込んだ形を検討しているとみられる。チャットボットはユーザーからの質問に反応し、さまざまな質問をインターネット検索を駆使して自動回答する。
同件は米Wall Street Journalが報じている。前述のようにGoogleは2種類のメッセージングサービスを提供中だ。1つは音声からテキストまで、すべてのメッセージング機能を統合したHangouts。もう1つはSMS利用に特化する一方で、グループチャットなど比較的リッチな追加機能を提供するMessengerだ。ただ、この分野ではFacebook傘下のWhatsAppや同社自身のMessenger、そして中国ではTencentのWeChatに後塵を拝している。
ライバル製品らの特徴として、単なるメッセージングアプリ(サービス)の枠にはとどまらず、年々機能がリッチ化している点が挙げられる。